長い一週間が、終わった。

ようやく製菓の修了試験が終わった。。。 
この試験、どういうものかというと、これまで毎週実習してきた20種類程度のケーキの中から試験課題候補が10種類に絞られる。それを1週間のうちに復習。当日、30分前に、そのうちの3種類が入ったクジを引いて自分の課題が決まる。部屋に入ったらレシピ類は何も見られない、分量や手順はすべて頭に入れなければならないのだ。
必ず出ると思われたParis-Brestは影もなく、逆に絶対出ないだろうと思われた一番難しいものが入っていたのだからもうビックリ!!というか、驚いている余裕はない。30分で全部覚えなければいけないのだから。でもラッキーなことに引き当てたお題は一番得意なところだった☆
ちょっと安心して、さて、試験開始。しかしやっぱり試験には何かがついていた。スポンジ生地を作ってる途中から何か生地の状態が違うような気が・・・。時間通り焼いて出してみると、妙に卵の香りが強くて硬い。完璧何かを間違えたと思ったがやり直す余裕はナシ。
とりあえず周りが硬かったので、そこを中心にシロップを大量に打ち、水分で生地を柔らかくしてみた。あとはデコレーション勝負。バタークリームは比較的扱いが容易なはずなのに、これまた失敗。生地を冷やしすぎたせいかバターが硬くてなかなか延びない。これも、側面の見える部分だけ気をつけて、見えない部分はごまかした。こんなごまかしだらけで作ったマスコット・プラリネ、見た目はどうにかなったが試食されちゃぁバレるよな・・・。
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諦めて提出し、待つこと数分。シェフから結果が告げられる。私と同じ課題だったのは全部で3人。「デコレーションはみんなきれいにできてますね。」(ふむふむ、見える部分はどうにかしたからね~)
「で、味なんだけど・・・チエコのが一番シロップの味がしておいしかったかなー。」
!!!!!!!!!!
こんなに驚いたことはなかった!再試さえ覚悟していたのに誉めてもらえたなんて。基本的に同じ分量でやっているのに何でシロップの染み具合が違うのか最初はわからなかったが、これって失敗の成せる業?シェフの試食した丸いケーキの外側部分、そこはまさしく生地の硬さをごまかすためにシロップを大量に染み込ませたところだった。なんだか逆転ホームランな気分。
とにもかくにも、私たちのクラスは誰も落第者なく、全員合格となったのでした♪
この1週間、初めてお菓子を作ることに義務感と辛さを感じたけけど、それでも自分で好きで始めたことだから心の底からの苦痛ではなかった。むしろ厳しさを学ぶ良い機会だったと思う。だってこれからはもっと難しいお菓子たちを外国語で学ばなければならないのだから・・・。今週は“楽しく”大量のクリスマスケーキ作りに取り掛かろうっ。
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by rentheadsny | 2005-12-12 16:44 | mon gâteau
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