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パリで一番おいしいバゲット

パリで一番おいしいバゲット_f0007587_574048.jpgこれが今年パリで一番とお墨付きをもらったバゲット。
毎年コンクールが開かれていて、2006年度は凱旋門からすぐ近くの小さなパン屋さんが受賞した。今までも比較的美味しいと言われているパン屋でバゲットを買ってみたりはしていたが、食べ慣れていない私には細かい違いは良くわからなかった。このバゲットはというと、形は細み、皮は香ばしいけど硬すぎず、中はもっちりふんわり。結局のところ、おいしいのは確かだけれど他のお店と比べて感動的においしいというわけでもなかった。

フランス人とバゲット。ちょっと考えてみると不思議なことや面白いことがたくさんある。

まず、結構大量買いする人が多い。パン屋を観察してみると2本3本買っていく人がたくさんいるのだ。バゲットって美味しく食べられるのは焼き上がって数時間と言われているから、夕方買えば夕食とせいぜい翌日の朝食であろう。夕食で一人半分ぐらい食べちゃうんだろうか?ちなみにホームステイ先では4人で1本って感じだったけど。

次に、かなりの確率でパン屋から出てくる人のバゲットの先っぽは無い(笑)。つまりみんな買って即行かじっちゃうのだ。でもこれは私も同じ。あの長いバゲットをすっぽり包む包装なんてほとんど有り得ないのでパンはほぼむき出しである。目の前においしそうなバゲットがあれば家までの道すがらかじってしまうのも納得。このバゲット買った時もモチロン食べました♪

そして、フランス人たるものバゲットにはこだわりを持って食しているのかと思いきや、某大規模スーパーで売っていた、ラップで包まれて、ぐにゅぐにゅと曲がるぐらい湿気っているバゲットが結構売れていたことには本当に驚いた。安けりゃいいのか~?!

っていうバゲットを来週学校で実習予定です。
ど素人が作ると一体どんな代物が出来上がるのか、かなり楽しみ。
by rentheadsny | 2006-05-14 05:12 | 食べ物
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