フランスには「最も美しい町」の認定制度がある。
ここはその中の一つ、北部ノルマンディー地方の"Beuvron en Ange"という小さな町。
上の写真は村長さんの家だそうだ。
本当に小さな町で、メインストリート沿いにはこのような木組みの家々が立ち並び、レストランやショップになっている。
ここは、りんごのお酒「シードル」の産地でもあるため、シードルを売るお店も多い。
すぐ裏はもう一面の小麦畑!
メインストリートにただ1軒のブーランジェリーがなかなか美味しいと聞いたので早速行ってみました。
りんごの産地となれば狙いはりんごのお菓子。あるある、りんごのパイにタルト、生地に練りこまれている焼き菓子やパンなど、こんなにりんご大集合のお店、見たことない。
ここは一番シンプルなもので味わおうと決め、パイ生地にりんごの大振りカットが乗ったこちらを選んでみました。こんなに大きくて1.7ユーロ。
さすが田舎!
確かに味は本物。パイ生地はどこも湿気ってなくてサクサク、りんごはとろとろになっていてコンポートのよう。りんごの甘さだけで十分おいしい。これぞ産地だからできる味だろうか?
その地方のお菓子屋さんに行っても本当に美味しいものに出会うのって稀だと感じ始めていたので、こんな小さな町でこんな美味しいパイに出会えたことがすごく嬉しかった♪