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アルパジョンのお祭り

パリから南に下った郊外に、アルパジョンという場所があります。友達から「アルパジョンのコンクールを見に行こう」と誘いを受け、行ってきました。

あまり詳しくない私でも聞いたことがあったアルパジョンのコンクールとは、"ル・パティシエ・タカギ" の高木シェフをはじめ、何人かの日本人も賞を取っているフランスで有名なお菓子のコンクール。
てっきりデモンストレーションや授賞式が行われるのかと思っていたのに、着いてみたら街中お祭り。こんな普通の家族連れがお菓子コンクールを見に来ているはずはない、お祭りになるほど大きなコンクールなのか??と必死で頭をフル回転。(フランス人のシェフに連れてきてもらったので、ちゃんと聞けなかったのだった。ハズカシイ。。。)

よくよく聞いてみれば、アルパジョンは豆の生産で有名な街で、秋の豆の収穫祭の一つとしてコンクールが開催されるのだそう。どおりで豆を売るお店がたくさんあったわけだ。

コンクール会場(?)は大きなテント小屋。そこに飴細工、チョコレート細工が並んでいる。
(既に審査終了、作品が飾られているだけ)
アルパジョンのお祭り_f0007587_0455899.jpgアルパジョンのお祭り_f0007587_0461718.jpg

















左が飴細工の優勝作品、右がチョコレート細工。 
今年のテーマは偶然にも私のブーム、フランスのバスク地方。だからこれらの細工も海、唐辛子、牛など、バスク地方を代表するモチーフが使われている。
ちなみに、この優勝した飴細工は日本人パティシエによるものだそうだ。詳細は知らないけれど、きっと大物なんだろうなぁ。

しかし正直なところ、食べられないものに興味がない私としては、これを食べ物(飴やチョコレート)で作ることに意味があるのだろうか???と根本的な疑問が浮かんでしまうのです・・・。
まぁ、芸術ですけど、、、自分でも作ったことあるから大変さは身に染みますけど、、、チョコレートなんて技術がすごくてチョコレートに見えないんだもの。

アルパジョンのお祭り_f0007587_058583.jpgひとしきり技術に感じ入ったところで、露店を見てまわる。 
えへっ、こっちの方が断然楽しい☆
露店もバスク地方に限らず、フランスの地方色たっぷり。ブルターニュの旗を下げてクレープを売っている店、サヴォワ地方のじゃがいも&チーズ料理を出す店などなど、一気にフランス中の味が楽しめそうである。
日本でもフランスでもこういうお祭りってワクワクするもんだわ☆
by rentheadsny | 2006-10-23 01:04 | パリ観光
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