3ヶ月目のスタージュ日記

あっという間に時は過ぎたもので、早くも今月でスタージュ3ヶ月目。つまり最終月です。
しかも後半はお店がバカンスに入ってしまうので、数えてみたらあと出勤日は7日だけ。
土日が休みではないので、周りと休みが合わずに悔しい思いをしたり、毎朝5時過ぎに目覚ましが鳴ると、早く終わりたいと思うけれど、あと数日となると結構名残惜しい。

今日はとある作業が終わった時に、「これをやるのも最後だね。」とスーシェフに言われ、なんだかじーんとしてしまった。

このスーシェフ(スーじゃない?ま、いいや。)、体が大きくて最初は怖そうな人だと思っていた。でも、いろいろ気を遣ってくれるし、勉強させてくれるし、笑顔かわいいし、日本語頑張ってるし(笑)、今は彼と働けて良かったなと思う。

今日は彼からタルトのフルーツの盛り付けを任された。普通デコレーションはどれも決まっていて、自分で考えることはないので、いきなりこういう事態になると困る・・・。
粉砂糖のふるい方、花の色、数、位置etc。
最近自分で考えることがなくなってたなぁ、と実感。

さて、今日一番考えたこと。
クッキーの箱詰め作業をしていたのだが、普段は14個入れるはずが、今日のクッキーは大きく広がってしまっていて14個なんてとても入らない。

マダムに相談したら、きれいに入れられる分だけ(10個~12個)詰めて、ということに。
私は、10個にして値段を変えるだろうと理解した。

しかし、そこを通りがかったシェフ。「値段変えるわけにいかないんだから13個は必ず入れるように」と言う。12個以上入らないと言っても、壊れやすいクッキーをぎゅうぎゅうに押し込んで、プラスチックの箱も歪んだ状態で、「ほら13個入るじゃないか!」って。。。
見た目重視のシェフの口から、「見た目が悪くてもいい。最低13個!」との発言。
ちょっとビックリ。

店の主がそう言うんだから13個無理やり入れたけど、こういう場合、自分だったらどうするだろうかと考えた。

例えばピエール・エルメだったら、こういうのは規格外で捨てられるのかもしれない。
でもここは個人商店なので、そんな大胆なことはできません。
形が崩れても13個詰めて売るのか、値段を変えて10個入りで売るのか。
経営者の目で見れば前者になるのかな?なかなか難しい問題。

日本は今頃バレンタイン商戦真っ只中。フランスでの盛り上がりはかなり細々した感じですが、一応パティスリーなので、バレンタインに向けたお菓子が出てきてます。
ハート型のケーキやチョコ。どっちもかわいい。
定休日も変更してバレンタインは営業です。
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by rentheadsny | 2007-02-11 04:05 | stage
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