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quai Branly美術館

ケ・ブランリー美術館は去年の6月にオープンした恐らくパリで一番新しい美術館。
詳しいことは知らなかったけど、セーヌ岸に建つそのモダンな建物は以前からとても目を引いていた。
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セーヌ側のガラス張りの壁を入るときれいな庭が広がっていて、1階部分のない、ボコボコと箱の付いた建物がある。

入口を入ると薄暗く、長い廊下で展示スペースまで向かうことになる。
雰囲気はまるでディズニーランドのアトラクション待ち通路。
目的地までの間も飽きさせない仕掛けでわくわく感が高まる。

どんな美術館かというと、「美術館」というよりも「博物館」
一言で言えば「民族博物館」だろうか?
アメリカ、アジア、アフリカ、オセアニアの4地域の民族衣装、古楽器、祭道具、などなど、いろんなオブジェが展示されている。

中南米のところで、生贄についての画像解説に夢中になっていたら、ちょっと気分が悪くなってしまった・・・。神に人間の血を捧げることで豊作などを祈ったそうだ。

それぞれの展示物には何かの魂が入ってそうで正直怖い。
仮面なんか動き出しそうに思える。
この博物館に夜中迷い込んでしまったりしたら本気で恐ろしい。

しかし、こういった分野には全くもって疎い私。。。
置いてある展示物は、「ふ~ん」という感じであまり良くわからなかったけど、ところどころにある画像解説は結構面白くて、地球って広いなぁとつくづく感じた。

結局一番興味深かったのは、超モダンな建物と紀元前の展示物の組み合わせ。
このミスマッチさが異空間の雰囲気をかもし出している。
quai Branly美術館_f0007587_237421.jpg
このすぐお隣はエッフェル塔。
いいお天気の今日はいつもに増してたくさんの人出でした。

桜を発見。
日本はもうとっくに散ってしまったかしら?
by rentheadsny | 2007-04-01 23:13 | art
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