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語学学校、人間観察

今日で約1ヶ月通った語学学校が終わり。ある程度時間を置いてから2度目の語学学校っていうのは、最初とは全く見方が変わって、これまたいいもんでした。

そうそう、つい先日、何ともパリらしい事件があった。建物の水まわりの管が破裂して、急遽授業取り止め、別の校舎の教室じゃなかったところで授業するハメになった。
天井から水が垂れているのを見たことがあるので、予兆はあったみたい。キレイではない水が流れていた管らしいので、ちょっと想像したくないです・・・。

クラスメイト達の人間観察が楽しかった。
一番突出していたのが、ロシア人の元スーパーモデル40歳。背高くて顔もお尻もちっちゃくて、まさしくモデル。でも私は彼女がとても苦手。。。

気が強い。強すぎる。先生が冗談で言ったことに本気で反論する。(ただの例なんだから、ほっとけばいいのに・・・) 彼女の"Non!!"が今でも頭から離れない。

先生が褒めてるのに、いちいち言い訳する。
「今の文章完璧!」って言ってるのに、「いや、私は4年もいるのに発音悪いし、文法ぐちゃぐちゃだし全然ダメなの!」と。(じゃあ、勉強しなよ・・・)
確かに発音は思いっきりロシア語訛りだから、聞くのに異常に疲れてしまい、途中から聞かなくなってしまった。

食事の話題になった時、「私は肉も魚もパスタも嫌い。野菜ベースのものしか食べたくない。」
モデルだから理解はできる。でも言い方がマズい。「そんな不健康なもの、私が食べるわけないでしょ(怒)」的な。
私がお菓子持ってった時、彼女休みでよかった~。

いっつもキリキリしていて、この人人生楽しいんだろうか?って不思議に思う。いくら美貌と成功があったとしても、周りの人たちを幸せにできるオーラが全くないのって悲しいことです。

それに比べて、南米の子たちは楽しい☆
メキシコ人にグアテマラ人。グアテマラってどこにあるか知ってますか??
彼女達は結構自分勝手にしゃべってたりするけど、地のまま生きてます!って感じで嫌味がない。
メキシコの女の子たちは、ブランド物身に付けていたり、別荘を持っていたりと、みんなリッチそうな雰囲気が漂っている。メキシコってあんまりお金持ちの国ってイメージなかったから、どんな国なのか興味が湧いてきました。

あとは、スウェーデン人3人組とイギリス人1人、みんな若い男の子。
何度も言うけど、スウェーデン人美男子揃い♪北欧ってスゴイ。
彼らは、適度に真面目、適度に力が抜け、ジョークにも上手く切り返しのできる、ニュートラルで楽しい子たちだった。

こんなキャラに囲まれて1人がんばったアジア代表の私。
最初の頃、日本人だと言ったら「ババァ」と呼ばれて、どうせ20代も後半ですよ!!とイジケ気味だったけど、別の理由だとわかった。日本人は口数少なく、反論もせず、静か。おばあちゃんは静か。だからババァなんだと。
確かに私も静かだったなー。でもこれって国民性だからしょうがない。

多国籍の老若男女と机を並べることはとても刺激的だった。こうして訪ねてみたい国が増えていく。真っ先に行きたいのはやっぱり、美男子揃いのスウェーデンでしょ。
by rentheadsny | 2006-11-18 11:01 | Paris生活
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