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BRISTOLでお茶を

高級ホテルのサロン・ド・テを覗いてみたい私と、ロビーに生けられているお花を見たい友人と、高級ホテルめぐりをしようということになりました。

パリの一流ホテルといえば、Crillon, Ritz, Plaza Athene, George Cinq, Bristol,
Meurice。思い当たるところはこんなところ。いくつかは入ったことがあるけど(もちろん泊ったことはない、、)あの妙な緊張感といったらない。
日本の老舗高級ホテルのような、オープンで誰でも入れるような雰囲気じゃない。

その日はRitzで待ち合わせ。友人は以前、ここで待ち合わせがあったのに入口で止められたらしい。この日は簡単に入れたものの、まだ来ない友人を待つのには居心地の悪いスペースだった。手持ち無沙汰で、飾られたジュエリーを眺めたり、サロンのメニューを見たり。Ritzで朝食を取るのは高いという事実だけ確認。。。

Crillon集合と間違えていた友人から電話で、「入口で止められて入れないんだけど・・・」と。「どんなご用ですか?宿泊ですか?」なんて聞かれたそうで、待ち合わせと言っても入れてもらえなかったとのこと。(別に汚い格好してたわけじゃないです)
ウワサは本当だったのかー。

その後、2人でCrillonに向かったら無事に入れました。
でも、上に挙げた中ではあまり好きなホテルではなかったな・・・。

話が長くなりましたが、私がパリのレストランの中で雰囲気、味、ともにトップだと思うのが
Bristol。コルドンで大好きだったらシェフJJはBristolの出身だそうで、そんなこんなで思い入れのあるBristolでお茶することに。

BRISTOLでお茶を_f0007587_10222364.jpgここのホテルは昔誰かの邸宅だったらしく、クラシックで温かみのある明るい雰囲気。

ケーキとお茶のセット(17ユーロ
=約2700円)をいただく。
私はオススメだと言われたcafeのタルト。ビターなcafeのムースと、底にはレモングラスのクリームが入っていて、タルトの食感も良い。ちょっと珍しいレモングラスがアクセントになっていて、新しい発見でした。

友人はもう一つのおすすめのモンブラン。アンジェリーナにはかなわないけど、中心のカシスかなんかの酸味が味を引き締めていてなかなかでした。


BRISTOLでお茶を_f0007587_10352516.jpgパウンドケーキ、マドレーヌ、ベニエなど、焼き菓子系のワゴンも非常に魅力的で、できることならお持ち帰りしたいぐらい美味しそうでした。

気付けば周りのテーブルには、犬を連れたご近所(?)マダムが一人お茶をしていたり、modeとかマスコミの仕事をしてそうな貫禄あるマダムたちが打ち合わせしていたり、パリの別世界が垣間見れる場所。

たまにはこうして優雅な気分でお茶するのもいい♪
by rentheadsny | 2007-12-23 10:45 | gâteaux
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